両国国技館
年間6場所のうち3場所(1月・5月・9月)が開催される相撲の総本山。場所中以外でも1階の相撲博物館は無料で見学でき、歴代横綱の写真や番付などの資料を展示しています。
💡 チケットは日本相撲協会の公式サイトから購入可能。溜まり席(砂かぶり)は発売直後に完売するため、発売日当日の朝に購入手続きを。
Tokyo
相撲と江戸文化が息づく下町
両国は東京の相撲の聖地であり、国技館や複数の相撲部屋が集まる独特のエリアです。力士たちが朝稽古に励む光景や、ちゃんこ鍋の香りが漂う通りは、ほかのどこにもない下町の空気感を醸し出しています。江戸東京博物館(改修中)を含め、江戸の歴史を深く体感できる街です。
定番
年間6場所のうち3場所(1月・5月・9月)が開催される相撲の総本山。場所中以外でも1階の相撲博物館は無料で見学でき、歴代横綱の写真や番付などの資料を展示しています。
💡 チケットは日本相撲協会の公式サイトから購入可能。溜まり席(砂かぶり)は発売直後に完売するため、発売日当日の朝に購入手続きを。
江戸時代から現代に至る東京の歴史を実物大の復元模型や映像で紹介する大型博物館。日本橋の実物大復元や歌舞伎の舞台装置など、見ごたえある展示が揃っています。
💡 現在大規模改修工事中(2026年頃に再開館予定)。訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。
江戸時代に勧進相撲の会場として使われた歴史ある寺院。境内には歴代横綱の顕彰碑や明暦の大火の犠牲者を供養する塚が点在し、しみじみとした歴史の厚みを感じられます。
💡 境内は無料で入場可能。観光客が少なく、早朝はとても静かで落ち着いた雰囲気です。
地元の穴場
両国には複数の相撲部屋があり、荒汐部屋などでは通りに面した窓越しに力士の朝稽古を外から見学できます。テレビや観戦チケットでは味わえないリアルな稽古の迫力を間近に感じられます。
💡 荒汐部屋は国技館近くの通り沿いにあり、午前7時半〜10時頃に稽古が行われることが多いです。フラッシュ撮影厳禁、静かに見学しましょう。
隅田川を渡った門前仲町の富岡八幡宮境内には、初代から現代に至るすべての横綱の四股名を刻んだ大きな石碑が並んでいます。相撲ファンにとっては「聖地巡礼」とも言えるスポットです。
💡 毎月1・15・28日には骨董市が開かれ、地元の雰囲気も楽しめます。両国橋からの隅田川沿い散歩と組み合わせるのがおすすめです。
電車で少し足を延ばした小金井公園内にある野外博物館。江戸・明治・昭和初期の建物を移築・復元して公開しており、昭和の銭湯やゐのはな商店などがそのまま残っています。
💡 スタジオジブリ『千と千尋の神隠し』の銭湯のモデルとも言われる建物があります。平日午前中は来場者が少なく、ゆっくり見て回れます。
定番
力士の体を作る栄養満点の鍋料理が両国の名物グルメ。国技館周辺には元力士が経営するちゃんこ屋が並び、鶏肉・豆腐・野菜・もちが大鍋にたっぷり入った一品を味わえます。
💡 「ちゃんこ川崎」は元力士一家が営む老舗の一軒。夕食は予約がおすすめ。1人あたりの目安は3,000〜5,000円程度です。
東京発祥のゆるいお好み焼き。月島が有名ですが、両国エリアにも昔ながらのもんじゃ屋が残っています。鉄板の上でヘラを使って焼きながら食べるスタイルが独特の楽しさです。
💡 ふちに土手を作り、中に汁を流し込んで焼くのが基本。慣れないうちは店の人に焼き方を教えてもらいましょう。
JR両国駅のガード下には、地元の常連客でにぎわうコンパクトな焼き鳥スタンドが点在しています。ねぎま・つくね・軟骨など定番の串をビールと一緒に楽しめます。
💡 18時頃から混み始めます。現金のみの店が多いため要注意。1人あたりの目安は1,500〜2,500円ほどです。
地元の穴場
井筒部屋ゆかりのちゃんこ屋で、観光客よりも地元の相撲関係者や近隣住民が多く訪れる本物志向の一軒。商業化されていないシンプルな味が特徴です。
💡 英語メニューはほとんどありません。壁のメニューを指差すか「ちゃんこセットお願いします」と伝えるだけで大丈夫。ランチのセットは1,000円前後でコスパ抜群です。
両国の路地裏には戦後から営業している家族経営の洋食屋が今も残っており、オムライス・ハンバーグ・コロッケなど、懐かしい東京の洋食を味わえます。
💡 グルメアプリにはほとんど載っていません。駅東側の細い路地を歩き、手書きのメニューや暖簾がかかった引き戸を目印に探してみてください。
地元の常連客や相撲部屋のスタッフに長年愛されている小さなたい焼きスタンド。薄くてパリパリの皮と粒あんの組み合わせは昔ながらの江戸前スタイルです。
💡 1個あたりの目安は200円前後。週末は午前中に売り切れることも。席はなく、隅田川沿いを歩きながら食べるのが地元流です。
定番
両国駅すぐそばに位置するビジネスホテル。客室から国技館を望める部屋もあり、場所中の宿泊地として相撲ファンにも人気です。洋室・和室の両方あり。
1泊の目安:8,000〜15,000円程度
江戸をテーマにしたインテリアが特徴のミドルレンジホテル。小さな大浴場を備え、国技館や隅田川まで徒歩10分以内のロケーションが魅力です。
1泊の目安:9,000〜18,000円程度
地元の穴場
隅田川のほど近くにある小規模なゲストハウス。長期滞在のバックパッカーや場所中のマニアックな相撲ファンに支持されており、オーナーが地元案内役も兼ねる温かい宿です。ドミトリーと個室あり。
1泊の目安:3,500〜6,000円程度
地元の穴場
江戸時代には東京随一の繁華街の入り口だった両国橋。現在の橋はゴールデンアワーに隅田川を染める夕景が美しく、観光客も少なくひっそりとした下町の空気を存分に味わえます。
プリツカー賞受賞建築家・妹島和世が設計した個性的な外観の美術館。墨田区生まれの葛飾北斎の浮世絵コレクションを所蔵し、混雑することなくゆっくりと作品に向き合えます。
国技館の裏手にひっそりと佇む江戸初期の潮入り庭園。隅田川の潮汐に合わせて池の水位が変わる仕組みは当時の土木技術の粋。観光客に気づかれにくく、静かに散策できます。
JR総武線「両国駅」または都営大江戸線「両国駅」が最寄り。新宿からはJR総武線で約20分。浅草からは都営大江戸線で約10分、または吾妻橋から隅田川沿いを歩くことも可能。東京駅からはJRで約15分です。
1月・5月・9月の本場所期間中は街全体が活気づき、両国ならではの熱気を体感できます。桜の季節(3月下旬〜4月上旬)は隅田川沿いの花見が絶景。真夏(8月)は高温多湿のため、体力に余裕を持った計画を。
本場所中は毎朝8時頃から国技館で「一般観覧席(当日券)」が販売されます。安価に購入でき、序ノ口・序二段などの下位取組から観戦可能。メインの幕内取組は午後からのため、昼過ぎに入場するのもありです。