中野ブロードウェイ
7分1966年に竣工した商業と住宅の複合ビル。地下1階から4階までが店舗で、中古のマンガ、フィギュア、時計、古着などの専門店が細かく仕切られて並ぶ。1980年に二階で開いた二坪の古書店を起点に、こうした店が階を埋めていった。
💡 ビルは10時から20時。ただし店ごとに営業時間が違い、まんだらけ中野店は12時開店なので、朝いちばんに行くと閉まっている店が多い。
Tokyo
二坪の古書店から始まったビルと、犬十万匹の囲いの跡。どちらも中野駅の北にある
写真 Charlie fong / Unsplash
中野駅の北口を出るとサンモールのアーケードがまっすぐ伸び、その先に1966年竣工の中野ブロードウェイが建つ。1980年にこのビルの二階で二坪の古書店として開いたまんだらけを起点に、マンガと中古品の店が階を埋めていった。いっぽう駅の北西には、不自然なほど広く四角い土地が開けている。元禄期の犬の囲いから戦後の警察大学校まで、この一帯は三百年にわたって一般の人が入れない場所だった。開いたのは2012年である。
定番
1966年に竣工した商業と住宅の複合ビル。地下1階から4階までが店舗で、中古のマンガ、フィギュア、時計、古着などの専門店が細かく仕切られて並ぶ。1980年に二階で開いた二坪の古書店を起点に、こうした店が階を埋めていった。
💡 ビルは10時から20時。ただし店ごとに営業時間が違い、まんだらけ中野店は12時開店なので、朝いちばんに行くと閉まっている店が多い。
中野駅北口から中野ブロードウェイまでをまっすぐ結ぶアーケード商店街。歩ききるとそのままブロードウェイの一階に入る造りで、駅から一度も外に出ずにたどり着ける。ドラッグストアや飲食店など、暮らしのための店が多い。
💡 駅から徒歩2分。屋根があるので、雨の日でも濡れずにブロードウェイまで行ける。
警察大学校などの跡地を再開発して2012年に開いた一角。オフィスビルと大学のキャンパスに囲まれて芝生と広場があり、隣は中野四季の森公園である。ここは江戸期の犬の御囲から戦後の警察施設まで、三百年にわたって一般の人が入れなかった土地にあたる。
💡 時間の制限なく入れる。駅から徒歩7分。ブロードウェイの人混みとは道一本で空気が変わる。
地元の穴場
中野区松が丘にある公園で、東洋大学の創立者でもある仏教哲学者・井上円了が明治37年(1904年)から精神修養の場として造営しました。林の中に東西の哲人を祀った不思議な堂宇や門が点在し、国の名勝にも指定されています。
💡 9時〜17時。「哲理門」「四聖堂」「六賢台」など、堂宇にはそれぞれ名前がついている。駅から徒歩32分あるので、歩くなら時間を見ておくこと。
1980年に中野ブロードウェイの二階で、二坪の古書店として始まった店。マンガだけを扱う店として開き、いまはブロードウェイの複数のフロアに分かれ、中古マンガ、セル画、同人誌、フィギュアなどを部門ごとに構えている。この店を起点に、ビルの性格が変わっていった。
💡 12時開店、20時閉店。ビル自体は10時に開くので、早く着きすぎないように。店内は撮影が禁止されていることが多い。
中野五丁目にあるライブハウス。大きな会場ではなく、インディーズの公演が中心で、出演者との距離が近い。中野にはこの規模の箱がいくつかある。
💡 駅から徒歩8分。公演ごとにチケットが要り、開演時間も日によって違う。行くなら公式サイトでその日の出演を確認すること。
国内で最も知られたボードゲーム専門店。本社と店舗は中野から一駅の東中野駅から徒歩1分にあります。品揃えの約7割が海外製品でドイツ製ボードゲームが充実しており、ヒット作『ナンジャモンジャ』など自社開発ゲームも扱っています。
💡 中野駅からは徒歩30分ほど。中央・総武線の各駅停車で東中野駅へ一駅乗るほうが早い。
定番
1996年にこの場所で始まったラーメン店。かつお節・さば節・煮干しの魚系スープと、豚骨・鶏ガラの動物系スープを合わせる「ダブルスープ」を広めた店として知られる。これをまねた店は「青葉インスパイア系」と呼ばれた。首都圏に支店が増えたが、本店は中野にある。
💡 10時30分〜21時00分。駅から徒歩5分。中華そばのほかつけ麺もある。昼は行列ができることが多い。
中野駅からいちばん近い部類の喫茶店。朝8時30分から開き、夕方18時で閉まる。夜はやっていないので、朝いちばんか、歩きまわる合間に寄る店になる。
💡 8時30分〜18時。駅から徒歩3分。
地元の穴場
中野駅北口の側にあるそば屋。昼から夜まで通しで開いていて、途中で閉まらない。ざるそばのほか丼物も置く、街のそば屋の造りである。
💡 11時〜20時30分。駅から徒歩5分。中休みが無いので、昼と夜のあいだの時間でも入れる。
中野駅北口を出てすぐの路地に、立ち飲みの小さな店が固まっている一帯。カウンターだけの造りが多く、夕方から人が入りはじめる。ブロードウェイへ向かうサンモールの人通りとは、通りひとつ隔てただけで空気が変わる。
💡 駅から徒歩3分。多くは夕方から。小さな店が多いので、現金を用意しておくと確実。
元禄八年、五代将軍綱吉の生類憐みの令にともなって、中野に犬の囲いが作られた。いまの中野区役所のあたりを中心にした敷地で、囲いは五つあった。幕府の記録では、収容された犬はおよそ十万匹にのぼる。犬小屋のほかに日除けの小屋が並び、子犬を育てるための建物が四百五十九棟あったという。宝永六年、綱吉が死ぬと囲いは廃止された。十五年しか続かなかった。跡地は八代吉宗の代に桃畑になっている。
囲いは消えたが、名前が残った。その一帯は囲町と呼ばれるようになる。そして土地は、囲われつづけた。明治以降は陸軍の用地になって電信隊が置かれ、その跡に一九三八年、のちに陸軍中野学校と呼ばれる学校が作られる。戦後は警察大学校と警視庁警察学校になった。囲町という町名が消えたのは一九六六年、警察の施設が府中へ移ったのは二〇〇一年である。
二〇一二年、その土地がようやく開いた。いまは防災公園と大学と高層のビルが並んでいる。中野駅から北を見ると、駅前の細い路地と商店街の密度が途中でぷつりと途切れ、不自然なほど広く四角い土地が始まる。その境目が囲いの輪郭である。区役所の前には犬の像が置かれている。この土地が担ってきた用途のなかで、犬の囲いはいちばん短かった。いちばん短かったものだけが、目印を残している。
中野氷川神社
中野区でいちばん大きな祭り。氏子三十五町会のうち二十ほどの町会から神輿が出る。青梅街道・山手通り・中野通り・早稲田通りといった大通りの片側車線を使って、連合神輿が進む。
日程は年によって動きます。予定を組むときは神社・主催者の案内で確認してください。
駅から徒歩6分、チェーン系のビジネスホテルというよりゲストハウスに近い規模の宿だが評価は高い。中野ブロードウェイやアーケード街へも徒歩ですぐ。
シーズン・部屋タイプにより1泊約10,000〜18,000円程度が目安です。
駅から徒歩9分、ブロードウェイの裏手の住宅街にある。ミニキッチン付きのアパートメント型で、通常のビジネスホテルより長めの滞在に向く。駅前ではなく、中野の生活圏のなかに泊まることになる。
朝食込みで1泊約7,000〜12,000円程度が目安です。
渋谷から
約16分 · 乗換1回 (新宿で乗換) · JR山手線 → JR中央線快速 · ¥210
新宿から
約4分 · 乗換なし · JR中央線快速 · ¥200
東京駅から
約18分 · 乗換なし · JR中央線快速 · ¥260
上野から
約28分 · 乗換1回 (神田で乗換) · JR京浜東北線 → JR中央線快速 · ¥260
池袋から
約16分 · 乗換1回 (新宿で乗換) · JR埼京線 → JR中央線快速 · ¥210
品川から
約27分 · 乗換1回 (新宿で乗換) · JR山手線 → JR中央線快速 · ¥260
成田空港から
約93分 · 乗換2回 (日暮里と新宿で乗換) · 京成スカイライナー → JR山手線 → JR中央・総武線各駅停車 · ¥2,910
羽田空港から
約53分 · 乗換2回 (浜松町と神田で乗換) · 東京モノレール → JR京浜東北線 → JR中央線快速 · ¥860どの起点から来ても「新宿でJR中央線快速に乗り換える」のが基本形。上野と羽田からは神田で乗り換えるほうが早い。
所要時間は平日昼間の目安、運賃はきっぷの概算です。どちらも変わるので、当日は乗換案内で確認してください。
中野にはJR中央線(快速と各駅停車)と東京メトロ東西線が乗り入れる。中央線快速では新宿の次が中野で、東西線はこの駅から地下に入って大手町・日本橋方面へ向かう。所要時間と運賃は下の表にまとめてある。改札を出て北口へ行くとサンモールのアーケードがまっすぐ伸びていて、そのままブロードウェイに入れる。セントラルパークと区役所も同じ北口から。哲学堂公園だけは離れていて、歩くと30分以上かかる。
中野ブロードウェイは10時から20時。ただし店ごとに営業時間が違い、まんだらけ中野店は12時からなので、午前中に行くと開いていない店が多い。哲学堂公園は9時から17時。セントラルパークは時間の制限なく入れる。春はセントラルパーク一帯の桜が咲く。
ブロードウェイの店内は撮影が禁止されていることが多い。カメラを向ける前に掲示を確認したい。ビルは10時に開くが、目当ての店が12時開店ということがあるので、時間を調べてから動くほうがよい。見どころは駅の北側に集まっていて、南口側は住宅と飲食店が中心になる。
武蔵野のなかほどにあたることから中野と呼ばれた。江戸から見れば西の外れだが、武蔵野という広い台地の中では真ん中にあたる。どこを基準に「中」とするかで、土地の見え方が変わる。